特定健診・特定保健指導

平成20年4月から特定健康診査・特定保健指導という新しい医療制度が始まりました。この制度は、40歳~75歳未満の医療保険加入者を対象として、メタボリックシンドロームの早期発見を目的とした健診を行い、その結果メタボリックシンドローム、あるいはその予備群と判定された人に、保健指導(特定保健指導)を実施することを義務づけたものです。

保健指導

特定保健指導について

特定健康診査(特定健診)の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による予防効果が期待できる方に対して、保健師や管理栄養士による健康面のアドバイスを実施しています。当会では日常の生活習慣病予防のための適切な改善方法を独自に研究・開発し、面接指導からその評価までを一貫してフォローアップする体制を構築。年間2,000人以上の方々の健康状態を改善するお手伝いをしています。

特定保健指導の対象者の選び方

服薬中の方は、特定保健指導の対象にはなりません。65歳以上の方は積極的支援に該当する場合でも、動機付け支援の対象とします。

リスクに応じて3グループに階層分け

情報提供のみ

健診受診者全員が対象
生活習慣病の特性や生活習慣の改善に関する基本的な情報の提供

動機付け支援

リスクが出現し始めた段階
本人が自分の生活習慣の改善点や伸ばすべき行動などに気づき、みずから目標を設定し、行動に移すことができるような支援

積極的支援

リスクが重なりだした段階
健診判定の改善に向けて取り組むべき目標、実践が可能な行動目標を本人が選択し、継続的に実践できるような支援

当会の特定保健指導の流れ(東京地区の例)

動機付け支援

初回面談にて、目標・行動計画を決め、6か月間取り組んでいただきます。
6か月後にお電話にて、実施状況や目標が達成できたかどうかを確認します。

スケジュール
支援方法
目的
初回 面談
  • 保健師・管理栄養士と面談(30分程度)
  • ・健診結果と生活習慣について
  • ・目標・行動計画の設定
6か月後
電話支援
  • 最終評価
  • ・行動計画が実施できたか、体重・腹囲に変化が見られたか確認

積極的支援

初回面談にて目標・行動計画を決め、6か月間継続的に電話やメール、手紙などでサポートさせていただきます。6か月後の確認では、実施状況や目標が達成できたかどうかを確認します。
支援の形態は電話、メール、手紙から選択できます。

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スケジュール・支援方法
電話中心
の支援
メール中心
の支援
目的
初回 面談
初回 面談
  • 保健師・管理栄養士と面談(30分程度)
  • ・健診結果と生活習慣について
  • ・目標・行動計画の設定
1か月後
電話支援
2か月後
電話支援
1か月後
メール支援
2か月後
メール支援
  • 行動計画の実施状況確認と見直し
  • ・体重・腹囲の確認
  • ・目標の確認
  • ・励まし
3か月後
電話支援
3か月後
メール支援
  • 中間評価
  • ・行動計画の実施状況の確認
  • ・体重腹囲の確認
4か月後
電話支援
5か月後
電話支援
4か月後
メール支援
  • 行動計画の実施状況と見直し
  • ・体重・腹囲の確認
  • ・目標の確認
  • ・励まし
6か月後
電話支援
6か月後
メール支援
  • 最終評価
  • ・行動計画が実施できたか、体重・腹囲に変化が見られたか確認

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