医療法人社団進興会では、学術団体として社会に貢献すべく研究、調査に努める学術委員会と医療技術者の技術向上、精度管理を目的とした技術委員会を発足し活動しております。
目標
- 総合健診施設として、日常業務をベースにした学術研究を通して、予防医学に貢献します。
- 総合健診施設としての特性を生かしたエビデンスの構築を通して、学術の向上に貢献します。
- 総合健診施設として質の高い医療の提供を目指し、医療技術者の指導、教育を実施します。
研究ポリシー
本会では学術活動に際して、個人情報保護法や関係機関の倫理規定などを遵守しています。
予防医学・学術の向上に貢献
学術活動報告と実績
学術委員会では学術研究、学術発表を通じ予防医療への知識を深めるとともに社会貢献を目標に掲げ学術委員会として活動しています。 学術委員会 委員長 森山 紀之
受賞論文(日本総合健診医学会)
平成25年
聴力低下に及ぼすメタボリック症候群の影響
平成26年
胃X線基準撮影法導入の効果について
平成26年
喫煙習慣の変化が4年間の体重とHDLコレステロールに与える影響
学術発表一覧
年 | 学会名 | 発表演題名 |
---|---|---|
令和4年1月 | 第50回大会 日本総合健診医学会 |
胸部X線正面像の重要性について~気管偏位の病的意義を中心に~ |
コロナ禍における感染防止対策マニュアルの検討 | ||
大腸CTにおいて偽陽性としてとられた一症例 | ||
MRCPにおけるパイナップルジュース飲用時の最適検査時間の検討 | ||
全身MRI検査(DWI法)導入に際しての工夫 | ||
コロナ前後の健診データの変化 | ||
胸部CT冠動脈石灰化所見の要因の検討~心電図の虚血性変化と生活習慣の関連性~ | ||
健診における頸動脈超音波の有用性についての検討 | ||
当院における新型コロナウイルス感染症に対する取り組み~1年間の感染対策の評価と今後の課題~ | ||
職員への新型コロナワクチン接種についての取り組み | ||
健康保険組合補助有無による胸部CT検査受診率と胸部疾患早期発見の有用性について | ||
当施設の渉外担当における繁閑差対策の効果について | ||
オプション検査追加状況の把握と今後の課題の検討 | ||
人間ドックの精密検査受診率向上に向けた取り組みの検討 | ||
人間ドック受診者の健康意識向上に向けた当院の取組みについて | ||
コロナワクチン接種のリスクマネジメントについて | ||
積極的支援該当者の受診勧奨が翌年度の服薬状況に与える影響 | ||
魚介類の摂取頻度のよる健診結果への影響について | ||
主食の摂取傾向による採血データへの影響 | ||
BMI25以上を対象とした体重増減が血液データに与える影響 | ||
特定保健指導該当男性における指導介入の違いが健診結果へ与える影響 | ||
当クリニックにおける受電率向上に向けた各対策の評価 | ||
RPAを使用した結果帳票及び請求業務システム導入について | ||
健康保険組合および事業所の健康診断受診コース作成における管理ツール導入について | ||
受付管理システム導入による受付状況の変化 | ||
内視鏡室交差感染防止への対策 | ||
施設運営における医療技術室の役割 | ||
喫煙者、糖尿病、脂質異常症、高血圧症有病者を対象とした頸動脈エコー下での有所見率の比較検討 | ||
乳房オリエンテーションの運用 | ||
重度誤嚥のため胃部検査が実施不可となり、次年度胃がん発見に至った1症例 | ||
当クリニックにおける大腸CT検査導入、運用について | ||
巡回健診時の採血トラブル対策について | ||
女性検診へのSDGs -性差医療、女性検診をふりかえって- | ||
共催シンポジウム 胃症例検討 「追加撮影が有効であった健診発見症例」 | ||
当クリニックにおける、多発性腎嚢胞の現状と腹部超音波判定マニュアル変更への対応 | ||
CTの開発と胸部CT検診について | ||
令和3年2月~3月 | 第49回大会 日本総合健診医学会 |
事業所との連携による特定保健指導グループ支援の取り組み |
ウィズコロナ時代の人間ドック健診~医療技術室長及びフロア管理者の立場から~ | ||
バリウム検査での大腸穿孔2例の報告 | ||
インフルエンザ予防接種受付システム導入による業務効率化 | ||
ナッツ摂取が血清脂質に与える影響 | ||
令和2年11月~12月 | 第61回大会 日本人間ドック学会 |
サプリメントによる薬物性肝障害が疑われた2例 |
大腸CT検査における被ばく線量低減の試み | ||
大腸3DCT検査における大腸腺腫と大腸癌のCT値の検討 | ||
閉経後の女性における大豆イソフラボン摂取が腸内細菌に与える影響 | ||
メタボリックシンドロームにおけるマルチプルリスクの検討 | ||
令和2年2月 | 第48回大会 日本総合健診医学会 |
事業所との連携による特定保健指導グループ支援の取り組み |
大豆製品摂取が健康診断結果に与える影響 | ||
睡眠時間が血圧・血清脂質・血糖値に及ぼす影響の検証 | ||
腹部超音波検査同時実施におけるOP膀胱超音波検査の有用性 | ||
令和1年7月 | 第60回大会 日本人間ドック学会 |
当院における大腸3DCT検査についての検討 |
ファットスキャンの有用性 重篤な疾患をきたす前に | ||
胃部X線検査時のバリウム誤嚥予防への取り組み | ||
野菜摂取量が人間ドック検査項目に与える影響 | ||
平成30年8月 | 第59回大会 日本人間ドック学会 |
検診発見胃癌に対する追加撮影の有効性検討 |
産業保健・労働衛生の3管理に基づいた超音波検査業務の検証 | ||
脂質検査の基準値変更が脂質判定に与える影響のシミュレーション | ||
平成30年1月 | 第46回大会 日本総合健診医学会 |
新受付管理システム導入の取組 |
行動変容レベルと特定保健指導判定の検討 ~効果的な指導を行うために~ | ||
人間ドック面談率増加に向けたアプローチ効果の報告 | ||
健診の医師診察で発見された甲状腺疾患のまとめと今後の課題 | ||
メタボリックシンドロームにおけるマルチプルリスクの検討:非該当、予備群、該当3群間における生活習慣病リスクの対比 | ||
平成29年8月 | 第58回大会 日本人間ドック学会 |
胃X線検査におけるバリウム温度管理の有用性 ~洗浄・付着能及び残泡を中心に~ |
郵送型自己採血検査キット活用による 人間ドック受診後の生活習慣改善への検討 | ||
胃X線検査安全対策への取組について | ||
子宮頸がん検診における従来法と液状法の比較検討について | ||
平成29年1月 | 第45回大会 日本総合健診医学会 |
人間ドック受診者に行った当日結果説明の成果 |
喫煙が肺年齢に与える影響の検討 -より若い年代からの禁煙指導をめざして- | ||
平成28年7月 | 第57回大会 日本人間ドック学会 |
当施設における男性の上腹部超音波(膵臓)の現状と工夫 |
腹部超音波カテゴリー判定への対応 ~独自フローチャート作成~ | ||
上部消化管内視鏡検査の検査件数を増やす際の課題と対策 | ||
子宮頸がん検診における従来法液状法の比較検討について | ||
平成27年2月 | 第43回大会 日本総合健診医学会 |
飲酒量と喫煙本数が喫煙者のHDLコレステロールに与える影響 |
腹臥位二重造影撮影における手技的な関心度と画像精度との関係 | ||
当施設における胃X線読影補助の現状と今後の展開 | ||
体重減少による中性脂肪減少とLDLコレステロール上昇のパラドックス現象 | ||
肥満者におけるBMI現象に対する脂肪代謝異常の改善不良現象 | ||
止血後の再出血に影響する要因は アンケート調査から満足度を向上する取り組み |
||
人間ドック専用フロア開設における利用者満足度調査 | ||
受診者のID管理による健診業務全般の効率化についての取り組み | ||
子宮頸部細胞診結果異常なし(NILM)で高リスクHPV陽性者のfollow up結果 | ||
当院の乳房検査から読影までにおけるフォロー確認用紙の活用方法 | ||
平成26年9月 | 第55回大会 日本人間ドック学会 |
喫煙者における飲酒と禁煙が体重およびHDL-コレステロールに与える影響 |
当クリニックでの乳がん検診の取り組み | ||
平成26年1月 | 第42回大会 日本総合健診医学会 |
喫煙習慣の変化が4年間の体重とHDL-コレステロールに与える影響 |
高血圧発症に関与する家族歴の検討 | ||
胃部基準撮影法導入の効果について | ||
肥満受診者の経年的推移 | ||
非肥満者における肥満発生の経年分析 | ||
HbA1c軽度高値者の経年推移 | ||
HbA1c高値者の経年推移 | ||
同一症例における脂肪肝の出現と消失の特徴の検討 | ||
事務・接遇に対する体系的な安全管理の試み | ||
腹部超音波検査における腎血管筋脂肪腫(AML)の観察 | ||
超音波とマンモグラフィを併用した乳癌検診における超音波検査の有用性 | ||
子宮頸部細胞診異常者のハイリスクHPV検査結果について | ||
CKD低減を目的とした保健指導の考察 | ||
平成25年8月 | 第54回大会 日本人間ドック学会 |
医用画像表示モニタの品質管理の取り組み |
東日本大震災によるHDL-コレステロール値の変化に関する生活習慣要因の検討 | ||
平成25年1月 | 第41回大会 日本総合健診医学会 |
婦人科検診におけるより有効な頸膣超音波検査の検討 |
内視鏡検査時の咽頭麻酔におけるシロップ入りリドカインビスカス氷の導入効果 | ||
健康保険組合補助対象変更における受診コース変更の動向調査 | ||
Mucinous carcinomaを胸部CT検査にて発見に至った症例報告 | ||
子宮頸がん検診の精度向上をめざして | ||
CTによる内臓脂肪測定での脂質3項目と空腹時血糖との関連について | ||
デジタルマンモグラフィ移行に伴う石灰化所見の描出能の変化について | ||
技師コメントを活用した適正な乳房検診への取り組みと発見がん症例 | ||
適正な乳房検診を行うための当施設の取り組み | ||
当施設の若年者(39歳以下)の乳がん検診報告 | ||
高血圧家族歴による、高血圧罹患リスクの検討 | ||
健診受診者BMIから見た女性のやせ傾向の実態 | ||
腹囲とBMI・TG・HBA1cの関連性についてアジア基準との比較 | ||
当クリニックにおける特定保健指導脱落者への検討~脱落者ゼロを目指して~ | ||
聴力低下に及ぼすメタボリック症候群の影響 | ||
東日本大震災が健診結果に与える影響 | ||
脂肪肝の出現や消失に関わるライフスタイル変化の検討 | ||
脂肪肝の消失を規定する体重減少量の推定モデルの提案 | ||
男女別フロアでの健診実施の利点と課題 | ||
現場・事務スタッフ間の医療安全に対する意識の相違 | ||
上部消化管X線検査により発見され救命できた外傷性胸部大動脈瘤の一例 | ||
マンモグラフィー検査画像のデジタル管理における有用性と課題 | ||
総合健診時における頭部MRI有病率と生活習慣病との関連 | ||
初回面談時の行動計画による腹囲減少効率の違いについての検討 | ||
保健指導終了後の腹囲(リバウンド)に対する初回面談時の行動計画の影響 | ||
平成24年 | 日本臨床細胞学会 | 当施設の子宮頸部細胞診成績の検討-TACAS法液状化検体細胞診とHPV検査の導入- |
平成24年1月 | 第40回大会 日本総合健診医学会 |
PWV検査に基づいた動脈硬化ハイリスク因子の検討 |
アンケートと付加検査からみた当院受診者の健康に対する意識調査 | ||
当クリニック受診者の食生活と肥満の関連についての検討 | ||
特定健診における男女の腹囲・BMI変化の比較、検討 | ||
子宮頸がん検診の精度向上をめざして |
質の高い健診をご提供するために
技術活動報告と実績
技術委員会では質の高い医療の提供のため、医療技術職の技術向上を目指し認定資格の取得、勉強会、研修会を開催し、職員教育の場として活動しております。 技術委員会 委員長 馬場 保昌
技術力向上を目指した勉強会を実施
胃X線撮影法や乳房超音波検査、心電図検査の方法など、スタッフのさらなる技術力向上を図る取り組みとして、勉強会を随時開催しています。
認定資格者数(2017年9月現在)
当会には各種資格認定を取得した高い技術を持つスタッフが在籍し、安心で高品質な健診を提供しています。
診療放射線技師 | ||
---|---|---|
NPO胃がんX線検診指導講師 | 東京地区 | 2名 |
NPO胃がんX線検診技術部門B | 東京地区 | 22名 |
仙台地区 | 1名 | |
NPO胃がんX線検診読影部門B | 東京地区 | 17名 |
胃がん検診専門技師 | 東京地区 | 6名 |
仙台地区 | 3名 | |
NPO検診マンモグラフィ撮影技師 | 東京地区 | 13名 |
仙台地区 | 6名 | |
臨床検査技師 | ||
超音波検査士 | 東京地区 | 11名 |
臨床病理技術士 | 東京地区 | 2名 |
看護師 | ||
消化器内視鏡技師 | 東京地区 | 1名 |
仙台地区 | 2名 | |
ピンクリボンアドバイザー | 仙台地区 | 中級2名 初級10名 |
AHA認定BLSヘルスケアアドバイザー | 仙台地区 | 4名 |
人間ドック情報管理指導士 | 東京地区 | 1名 |
仙台地区 | 7名 | |
健康予防管理専門士 | 東京地区 | 1名 |
保健師 | ||
総合健診指導士 | 東京地区 | 1名 |