基準値というのは、一般的に健康である人々の年齢や性別に相応した平均的な数値です。人それぞれ個性があるように、検査値にも個人差があり、さらにその日のコンディションや季節によっても違ってきます。異常を指摘されたら1つ1つのデータの変化にとらわれずに、総合判定にしたがって生活習慣の見直しを行ったり、検査や治療を受けてください。(↑は基準値上限より高値、↓は下限より低値を示します。)

報告書内の判定記号の説明

判定 説明
A(異常なし) 今回の検査の範囲では異常は認めませんでした。
B(略正常) 僅かな異常を認めますが、医療の必要はありません。
C**(**か月後再検査) Cの後に表示された数字の月数を目安に同様の検査を受けて、変化の有無を確認してください。
D(要医療) 医療機関を受診して、医師の適切な指示を受けてください。
E1(要再検査) 同じ検査を確認のため再度受けてください。
E2(要精密検査) 当該分野に関してより詳しい検査を受けてください。
F(要治療継続) これまで通り主治医の指示に従って、治療あるいは経過観察を続けてください。