メディカルストーリーズ

#01 オプション検査

 

検査に引っかかるのは「悪くない」

年に1度、身体の健康状態をチェックする健康診断。
病気の予防や早期発見に欠かせない大切なルーティーンです。
若い頃の診断結果は毎年「オールA」。
スポーツ、運動は特にしていないけれど健康状態は常に維持されている。
そんな方がたくさんいらっしゃいます。

ところが、毎年の無風状態に波風が立ち始めるのが40代以降。いつもはAだった項目にBやCがつきはじめ、「要再検査」の文字が常連になる人が増え始めます。

誤解を恐れずにいえば、健診で引っかかるのはとても「良いこと」です。健康診断は病気やその徴候の発見が主な目的で、自覚症状が生じる前に発見される小さな疑いは、その後の早期治療へとつながります。
結果、元の健康状態をいち早く取り戻せることに。健康診断は悪い芽を早めに摘みとる人生のリスクマネジメントでもあるのです。

そんな健康診断には、通常の検査項目に加えて独自に項目を追加できる「オプション検査」があるのをご存じでしょうか。
年齢ごとに検査しておきたい項目、喫煙や飲酒などの生活習慣をお持ちの方におすすめの項目など、オプション検査にはたくさんの種類があります。


 

人気があるのは「ピロリ菌」と「子宮がん検査」

進興会の各健診施設では、現時点で最大約50種類ものオプション検査をご用意しています。
「えっ、そんなにあるの? みなさん、どんなオプションをつけられています?」
気になる方のために、発表いたしましょう。

20~40代の男性なら1位は「血中ピロリ抗体」です。
これは胃がんの原因となるピロリ菌の有無を調べる検査で、
すべての受診者様に一度は受けていただきたいものです。
女性の場合、1位は「マンモグラフィ」「乳房超音波」(20~30代)、
40代なら「女性ホルモン検査」が人気です。

そのほか、進興会がおすすめするオプション検査は以下のとおりです。
・Lox-Index(脳梗塞や心筋梗塞の将来リスクを知りたい方に)
・腹部超音波(これまで健診の基本項目しか受診されていない方に)
・前立腺がん腫瘍マーカー(50代以上の男性の方に)
・胃部内視鏡(最低でも5年に1度は受診しましょう)
・胸部CT(喫煙習慣のある方に)

女性の場合は「子宮頸部細胞診」も重要な検査です。
 

普段から健康には人一倍気を使っている人でも、
引っかかるときは引っかかるのが健康診断です。
でもそれは、早期治療をうながす神様からのメッセージと捉えてください。
早く引っかかればそれだけ早くいつもの平穏な日々に戻れる可能性が高まります。
健康診断のオプション検査は、病気の兆候をいち早くピンポイントで弾き出す、
便利な検索ツールと考えていただければと思います。

 

図|進興会オプション検査ランキング


出典
東京23区内 進興会施設オプション表ランキング

監修
森山紀之(医療法人社団進興会 理事長)

イラスト
©koike amiigo


関連する健診サービス
・Lox-Index ・腹部超音波 ・前立腺がん腫瘍マーカー(PSA) ・胃部内視鏡 ・胸部CT

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